ブラック企業は短期間であれば経験しておいて損は無いというお話

いわゆる「ブラック企業」というよりは、ブラックな環境で働いたおかげで、今ではその経験が活きていることが多く、よかったなと感じることが多々あります。

各メディアではブラック企業に批判が集まり、確かにブラック企業は問題だと思います。ただ短期間であれば、汎用的なスキルが案外身につくこともあり、あながち損でもないと思います。

転職回数は多くてもきちんとスキルを身に付ければ需要あり

スキルも身に付けないまま短期間に転職を繰り返すことはよくありません 。

私は転職を5回行い、「転職回数が多いと損」と少し前まで言われていましたが、世の中のその傾向は年々緩和しているのを感じます。今はいろんな会社や場所で仕事の経験をしてとてもよかったなと思いますし、転職先で身につけたスキルは全て役立ってます。

サービス業は給与が低い割に重労働であることが多く大変です。でもその大変な中で培った「コミュニケーション能力」や「意地でも定時で終わらせてやる業務効率化スキル」は案外、高評価されることが多いです。

楽だからという理由だけで同じ会社に留まり続ける人は視野が狭く、基準が低い

逆に転職せずに、スキル無く社歴だけが長い人は視野が狭い人が多い傾向があると感じるようになりました。同じ会社でも、部署異動など環境を変えてきた人は比較的視野が広いと感じるのですが、そうでない人は視野が狭いと感じることが多々あります。

何より一番感じるのは「基準」の違いです。私は人生初の社会人はホテルの調理師だったのですが、12時間勤務は当たり前(休憩なし)のブラックな環境でした(笑)

当時は「調理師見習いなんだから修行だ」ということで残業代も出ず・・・。そこで一年耐えた後、転職しましたがその環境が基準になってしまったので、その後の職場環境がとても楽に感じました(笑)次の転職先も「厳しい会社」と友人に言われていましたが、私は調理師のときと比べると非常に楽でした!

10年以上務める残念な同僚

現在は主にデスクワークの仕事ですが、前職の仕事を現在の同僚に話すと「すごく大変そう。友達も大変そうだもん」と言われ、きっと分かり合えないなと感じました(笑)

確かに現在は楽だな感じますし、今までの経験が活きてるとすごく感じます。そんな現在の同僚は10年ほど同じ会社で一途に務めており、それはそれで素晴らしいとは思うのですが、視野が狭く対応力に欠け、残業ありきで仕事をしています

まさに私とは正反対の思考とスキルと視野と姿勢なんです(笑)ゆるい楽な環境の中、思考停止状態で10年過ごせば、他の仕事は大変だと感じるでしょう。(そもそも他の仕事に興味もないでしょう)

新たに入社してきた転職組は視野が広いと感じる

転職して新たに入社してきた方々と話してみると、やはり視野が広く、そして覚悟を決めて行動を起こした方々なので、仕事に対する姿勢も素晴らしい人が多いと感じます。

前職を話を聞くと本当にいろんな経験をしてきた人が多く聞いていて楽しいです。そして大体がブラック企業体質な環境を経験して転職してる人が多いので、基準値が高いように感じました。

ブラック企業の幅広い業務経験が案外活きる

そこで導き出した答えは、ブラック企業は短期間であれば経験しておいても損ではなく、案外通用するスキルが身に付いているということです。そしての身に付いたスキルは評価されることも多い

大企業ほどホワイトな環境で仕事も楽な傾向があります。しかし細分化された業務なので、他では通用するかわからない仕事ばかりで、そんな仕事を長期間取り組んでも、その会社でしか通用しないことがほとんどです。

もう昔のように一途に勤め上げるのが良いとされた時代は終わりつつあり、海外のように転職してキャリアアップすることで、スキルアップ、自己の成長に繋がると感じました。

  • 転職して実務経験を積み、スキルを磨く
  • 新たなスキルを身に着け転職する

などの視野を広げる努力をしないと、変化の激しい時代を生き抜くのは難しいと感じます。きちんと現在の仕事をやりきって、次のステージを明確にした上で、転職するのが理想です。

でも本当にブラックで、身も心もギリギリというのであればすぐに辞めてくださいね。それからでも十分立て直しは可能です。ぜひ本当に精神的がやられてしまう前に!!

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