優秀な人ほど転職する傾向にあるそうです。実際に過去の職場でも「一緒に働きたいと思う人」や「仕事ができる人」から先に転職し、新たなステージに挑戦している人が多かったです。
私も転職した側で、過去記事でも当時の状況をいろいろご紹介してきました。
優秀な人が転職する理由・心理は「成長と活躍」
「優秀な人材は今の環境に満足せず、さらなる成長を求めて転職することが分かった」と分析。「スキルを他社で生かしたい」と考える人が一定数存在したことから、「特定の企業でだけ使える局所的なスキルではなく、どの企業にいっても通用する汎用的なスキルを身に付けたいという考えのもと、転職に踏み切る人も多いようだ」と指摘する。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/24/news007_2.html
決して私自身は優秀だとは思いませんが、共感できることがとても多く、特に
優秀な人材は今の環境に満足せず王、さらなる成長を求めて転職することが分かった
という部分はとても共感しました。
成長に合わせてどんどん新しい仕事に挑戦できる会社であれば、成長しつつ新しいスキルを身に着けながら、自分のやりたいことを見つけられるかもしれません。
しかし、このような会社はどれくらい存在するのでしょうね。大企業ほど自分のやりたい部署への配属は運の要素が大きく難しい傾向があります。運や上司の好き嫌いに振り回されて、「人生の大事な時間を浪費するのはとてももったいない」という想いも少なからずあると思います。
それなら自分の市場価値を知り、必要としてくれる場所で、自分の好き・得意を活かして大いに成長し、活躍したい!と私は思いました。
仕事に飽きる理由・心理は「成長・活躍できない」
長年仕事を続けていると飽きてマンネリ化してきます。こちらのTweetがとても刺さりました(笑)
ことごとく全部当てはまっており「あ、自分は次のステージを探すタイミングなのか」と自覚しました(笑)実は薄々感じてはいたのですが、言語化されたことで気付いたという感じです。
仕事を覚える必要がある頃は、できない事のほうが多く「悔しさ」と「出来るようになりたい」という想いで成長できます。そして出来る事が増えると成長を感じ、価値を提供して喜ばれると嬉しくて、活躍できたことを実感できます。
「成長・活躍」が実感できている間は楽しく働けますが、成長に合わせた新しい挑戦ができない環境ではいずれ成長できなくなります。同じ業務範囲であれば引き続き活躍は出来ますが、やはり「成長・活躍」に合わせて「業務範囲の拡大・裁量権の付与」がされなければ本当の意味で活躍出来るとは言えないと思います。
変化の激しい時代が到来しても通用するスキルが必要
2000年頃までは比較的緩やかな時代の流れでしたが、2010年頃にiPhoneが登場し、そこから10年で時代の流れがとても速くなりました。そして2020年から2030年は、今まで以上に時代の流れの速さが加速するとも言われています。
無くなる職業も増えますが、新しい職業も増えるそんな激動の時代、このまま成長も活躍もできない仕事を続けていていいのか?もっと世の中に目を向けなくていいのか?と思うと不安感が募りました。
海外に比べると特に日本の会社は、頑固で保守的、特に権力を持った層が変化することを拒否する傾向があります。そして今後業績が伸びることが難しく、下がることが目に見えている業界であればなおさら、今後の身の振り方を考える必要があります。
特定の企業でだけ使える局所的なスキルではなく、
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/24/news007_2.html
どの企業にいっても通用する汎用的なスキルを身に付けたいという考えのもと、
転職に踏み切る人も多いようだ
上記はまさに。だから私も思い立って転職を決意しました。
新しいルールが適用され、柔軟さが求められる新時代
人生100年時代。終身雇用崩壊も既に始まりつつあり、寿命よりも会社の倒産のほうが早い時代です。そして名だたる大企業が倒産してもおかしくない時代なので、リストラを行う有名企業も珍しくありません。
生き抜くためには柔軟で需要のある人材になる必要があります。また年齢関係なく転職できるようにスキルを磨いて成長していく必要があります。
転職についていまだに批判してくる団塊の世代がいますが、あなた達が生きてきた時代のルールは大きく変わり、現代では通用しなくなりました。「俺達の時代は〜」と話をされても「そんな時代があったのか」と思うだけで、全然役立ちません(笑)
そしてそういう人ほど高度成長期という時代の恩恵を大きく受けたことで甘えていたのか、なんのスキルも無かったりします。専門性の無い管理職とか(笑)そしてそんな先輩方のようにはなりたくないと強く思います。
これからはより柔軟で適応能力が求められる時代だと思います。
堀江さんがもっと鋭く、上記のようなことを書いてくれています。とても参考になったのでご紹介します。