「迷うならやったほうがいい。やらなかった後悔が残る」と若い時はこの言葉に妙に納得し、迷ったらやってみることをしていました。しかし30代になると「迷うくらないらやらないほうがいい」と思うようにもなりました。その理由を綴っていきます。
本当に重要・必要なことは迷わない
いきなり結論ですが、世の中、大多数の物事は不要で、本当に重要なことは少ないそうです。そして私も体感として感じます。確かに人生で本当に重要・必要・大切なことって少なく、割合で言うと2割くらいだと思います。
それはこの書籍を読んで気付かされました!
この書籍で刺さったのが、「本当に重要なことは少ない。そして選択するということは、同時にもうひとつの可能性を捨てるということ。だから選択を見極める必要がある。これしかやりたくない!と思うものだけに集中することだ」注※原文は綺麗にまとまってないので、ニュアンスでまとめました
重要なことに集中しないから、中途半端な結果しか出ない、時間が足りない、余計なものばかり持っているという状況になってしまうことを、この書籍は説明してくれています。
ぐうの音も出ないほどその通りで、私も「選択と集中」「何が重要か?」を見極めなかったので、中途半端なであることがほとんどです。
本当にやりたいことは、迷うことなく即決で「やりたい!」と思いますし、気付いた時には既に行動していたりします。そして「やりたいこと」なので結果も出やすい傾向があります。
余談ですが、過去に「2人の異性で迷っている」という時期がありました。でも「迷っている」時点で、どちらでもないということを言われ、当時は理解できなかったのですが、今なら痛いほど理解できます!笑
若い時は「とにかくやってみる精神」
いろいろ経験して失敗してきたからこそ、「選択と集中」や「やりたいことは迷わない」が大切ということを理解できますが、若い時はそもそも失敗や経験が少ないので、本当の意味で理解できないことのほうが多かったです。失敗や経験が少ないからこそ、根拠のない自信があるのかもしれません(笑)
だからこそ「迷うくらいならやってみる!」精神でいろいろ身をもって体感したかったのだと思います。実際に失敗することで、理解が深まり成長することも多かったように思います。
行動しないとわからないことも多い
30代になってそれなりに失敗と経験をしてきたとは言え、わからないこともまだまだたくさんあります。情報が少ないときにあれこれ悩んでも仕方ないので、行動しないと情報を得られないのであれば、「迷うくらいならまずはやってみる!」精神で挑戦することが多いです。
もちろんその挑戦する目的が「重要なこと」である場合に限ります。
基本は「選択と集中」し、状況に合わせてバランスを取る
「選択と集中の大切さ」も「まずはやってみることの大切さ」も両方理解した今、「選択と集中」に重点を置いて見極めると同時に、必要に応じて重要であれば「まずはやってみる」の選択肢もアリ!という姿勢で臨んでいこうと思っています。
物事はときに単純でときに複雑です。「偏り」「特化」「専門性」を持って取り組む必要もあれば、「バランス」「センス」「調和」など総合的に捉えて取り組む必要もあります。
多様性の時代。ブレない信念は持ちつつも、適応していける柔軟性も持ち合わせて上手に生きていきたいと常々思います。