人生における労働時間の割合と、自分にとっての最適な人生について向き合ってみる

世の中はどんどん豊かになっているのに、一向に仕事量や労働時間が減りません。労働時間が短ければ、余った時間を他のより有意義な時間に費やすことができます。しかしどうにもならない理由があります。

世の中はブルシットジョブで回っている

ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96

世の中無くても困らない、むしろ無いほうが有益である仕事が多くあります。それが無くならない理由は「雇用」です。人間誰しも働かないと生きていけません。仕事の量を減らし、人生における有意義な時間を増やそうとすると、仕事を失う人が困るからです。

8時間以上の労働は大切な睡眠時間を削りかねない

よく言われるのは最低でも睡眠は最低6時間、必要で7時間~8時間以上が理想。(実際には人によって必要な睡眠時間が違います)そして6時間睡眠は「睡眠負債」を蓄積していることから6時間でも足りていなそうです。

1日24時間のうち、8時間労働以下でなんとか睡眠時間を確保できる計算です。少しでも残業すれば
7時間という睡眠時間を取るのは難しくなります。(取れたとしても家事などが疎かになったり)

睡眠時間が削られると、結局はパフォーマンスが落ちて仕事が終わらずまた残業が増えてと負のスパイラルに・・・

太古の昔の労働時間は数時間、江戸時代までは4~6時間労働だった

狩りをしていた狩猟時代の活動時間は多くて4時間くらい。8時間は寝て、それ以外は家族との時間を過ごしたり、遊んだりしていたそうです。

その生活習慣が長い人類の歴史に刻まれており、現代も当時の生活が合うように遺伝子が覚えているそうです。

そもそも8時間以上の労働は人間の身体に合っておらず、そしてデスクワークが増えたのでただでさえ働き方が合っていません。ですが今更狩猟時代の生き方は難しい時代です。8時間フルに集中できる人なんてごく少数でしょう。

それなら集中できる3~4時間めいいっぱい働いて、あとは睡眠時間の確保を念頭に家事なり家族団らんの時間を増やしたほうがよっぽど健全だと思います。

他人と比較せず、自分にとって最適な生き方を

「無駄でも仕事を創出することが人類を守ること」と、現在はこのような考え方を維持して、問題を保留にしているようです。また日本においては、特に日系の大企業は未だに「残業する人はがんばっている」なんて評価する企業もあります。

「働き方改革」が大きく叫ばれるようになって久しいですが、本当の意味で「改革」されるのはどれくらい先になるのでしょうか。特に今の日本は若い人たちにとって、とても生きづらい環境にあります。

日本の偉い人たちが私利私欲に走らず、次世代の日本を担う人達のことを思ってくれるようになることを願うばかりですが、こればかりは個人でどうにか出来ることではないので、他人と比べるのでは無く、自分にとって最適な生き方を模索することがこれからとても大切だと考えます

フリーランスや個人事業主などは、好きな時間に働いている

会社員だとどうしても時間で縛られしまいます。そして本当に価値を生み出しているかどうかもわからない仕事もあります。(個人的には大企業の管理職は無駄な仕事がほとんどだなと思っています笑)

ですが、フリーランスや個人事業主であれば、責任は伴いますが、価値を提供出来ていれば、自分の好きな時間に働くことができます。今後は組織に縛られず、個人で稼いでいける人が増えるといいなと思っています。会社員を否定する訳ではなく、生き方にも選択肢が増えてきたことを伝えたいです。

今後はより価値観の多様化が重視される時代になります。誰かと比べるのではなく、自分自身に目を向けて、素敵に人生を送れるよう努力していきたいと常々思っています。

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